脳神経外科領域のお知らせ

2017年01月10日

「脳神経外科速報」27巻1号を発刊いたしました!

「脳神経外科速報」27巻1号(2016年)

【私の手術論】
◆10万針の練習を超えて見えた バイパス術の精髄
NTT 東日本関東病院 井上智弘(聞き手:岡山大学 菱川朋人)

―今月号のポイント―
手術の練習を一生懸命して,実際に手術をして,
最終的に論文にまとめる.その作業を続けることが大事です.
「このぐらいでいいかな」と妥協してしまうと,
一段高い「想像もしなかった世界」には入っていけません.
練習を続けていると,知らないうちに力がついて,
次のステップが見えてきます.(井上智弘)

【手術のコツとピットフォール 一流術者のココが知りたい】
◆Extradural temporopolar approachを用いた頭蓋底手術
防衛医科大学校 森 健太郎

―今月号のポイント―
①海綿静脈洞外側壁の手術解剖を勉強する.
②経海綿静脈洞手術を習得し,難易度の高い脳動脈瘤や脳腫瘍を治療しよう.

【脳神経血管内治療“ 次の一手”】
◆拍動性耳鳴りで発症したanterior condylar confluentのdAVFの1例
昭和大学藤が丘病院 寺田友昭 他

―今月号のポイント―
①ACCの治療前に,この部分の静脈解剖を再度復習してから治療を始める.
②ACC直前までDACを用いてアクセスし,マイクロカテーテルの安定性を高めておく.
③ポーチ部分を確実に詰めるために,可能ならポーチ内でマイクロカテーテルを一回転させておく.
④詰め残した場合は,コイルマス内にカテーテルがある状態であれば,液体塞栓物質で根治に持ち込めるが,動脈に逆流して液体塞栓物質が迷入し得るので,細心の注意が必要である.

ほか