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【臨床(看護・助産・その他医療スタッフ)】

【緩和ケア】

実践!緩和ケア講座
難しい時期のケア

精神的苦痛・苦悩に寄り添う
症状コントロールの最前線


患者・家族に対する難しいときのケア
再発がわかった・・・、抗がん剤中止となった・・・
「点滴をしてほしい」と家族に言われた・・・どう対応しますか?

経験から導き出された“現場で使える” “本では学べないちょっとしたコツ”を学ぶ!

--- 森田先生からのメッセージ ---
  今回の緩和ケアセミナーは、プログラムを「精神的苦痛」と「身体的苦痛」に分けました。 
前半は、がん看護に携わるみなさんの憧れの的である田村恵子先生に、がん患者の精神的苦痛に対するケアを概念と事例の双方から講義していただきます。
 後半は身体症状の緩和に関する研究の最新のエビデンスに照らした効果的な治療について解説します。さらに、日本でのご遺族対象の大規模調査の結果を紹介しながら、家族ケアのヒントを探っていきたいと思います。
 みなさんが、看護実践に自信や深みを持って向き合えるような講義を予定しています。
 ご参加お待ちしています。

プランナー・講師
森田 達也
(聖隷三方原病院副院長/緩和支持治療科)
患者にとって、最も適切な治療を追求する緩和ケアのスペシャリスト。マニュアルや教科書には載っていない「こんな時どうすればいい?」の疑問に答える講演は好評を博している。緩和ケア関連の著書も多数。2014年より現職。

講師
田村 恵子
(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻臨床看護学講座緩和ケア/老年看護学分野教授・がん看護専門看護師)
がん看護専門看護師。淀川キリスト教病院ホスピスに26年間勤務。「患者の声にならない声」を聴くがん看護のパイオニア。その活躍はNHKテレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介される。2014年より現職。

クチコミ

●今まで自信なく対応していたことも、今日の講義を受けたことで自信につながりました。エビデンスも大切ですが、いちばん大切なのは「患者さん、ご家族を思う心」だと思いました(訪問看護)
●終末期になると患者さんとの関わりが難しくなり、足が遠のくことがあります。「こう言われたら何と答えよう」と思うこともあります。気持ちに寄り添うことや共感することが大切であることを再認識しました(訪問看護)
●森田先生の講義では、薬物治療の不確実さを知り驚きました。医療者として終末期に関する体の変化、薬の知識を知ることは重要ですが、患者や家族の気持ちを知り、納得してもらえるような働きかけをしていかなければならないことを知りまた(消化管内科)
●患者さんとご家族の意見が違う時、看護師の間で意見が違う時など、対応に困る場面がありましたが、講義の中で対応策を学ぶことができました(NICU/GCU)
●森田先生のプラセボ、ノセボのお話や、患者・家族への説明、対応の仕方についてのお話がとても興味深く、考えさせられました(外科)
●高齢者施設勤務しており、治療より観取りに遭遇することがとても多いです。そのなかで患者さんへのこころのケアや、家族への説明の具体例はとても参考になりました。また実際の患者・家族からの声やデータは教科書・本では学べない内容で勉強になりました(高齢者住宅)
●「看護師が聴ききたいことを聴く」のではなく、「患者さんが語りたいことを聴く」ことが大切。患者さんが語ってくれるよう、関係をきづいていきたいと思いました(外科)
●家族への説明の例や、原因の説明について悩んでいたので参考になりました(血液内科)
●コミュニケーションは難しいと思いますが、田村先生の講義を聴いてやれそうな気がしました。森田先生の薬の使用方向が学べてよかったです。「家族ケア」先生が仰るように、家族の思いを傾聴することが大切だと感じました(緩和ケア)
●どのように患者さんをとらえていけばよいのか、またどのように介入していけばよいのかが、とてもよく理解できました(教員)

お申し込み

受講料(税込)
1名 18,000円
2~3名 17,000円(1名分)
4名~ 16,000円(1名分)
開催地 開催日程 会場 部屋 地図 申し込み 空席状況
東京 2019年03月03日(日) 日本薬学会 長井記念館 地下2階 長井記念ホール 地図 申し込み 受付中
大阪 2019年03月17日(日) クリスタルタワー 20階A会議室 地図 申し込み 受付中

プログラム

第1日目
10: 00 ~ 11: 00 1.トータルペインをやわらげるためにできること
田村 恵子

●がん医療の現状と緩和ケア
●がん患者のトータルペイン
●トータルペインへの包括的アプローチ

 がん患者が体験している苦痛はトータルペインと言われています。緩和ケアにおいては、トータルペインをやわらげることがとても重要ですが、患者を全人的に捉えることは容易なことではありません。セミナーの初めにあたり、トータルペインへの包括的アプローチについての考え方を紹介します。

11: 10 ~ 12: 20 2.難しいときのケア:患者へのこころのケアを中心に
田村 恵子

●コミュニケーションとは
●EOLケアにおけるコミュニケーションの特徴
●患者の感情を引き出すためのコミュニケーションスキル:NURSE
●NURSEを用いたケアの実際

 病状進行に伴って患者のこころは揺らぎ続けます。特に、がんの再発、抗がん剤治療の中止など、<私の死>が急速に近づいてくることを感じた頃から、患者の苦悩はますます深まっていきます。この時期、どのようなケアが望まれているのでしょうか。NURSEを用いたコミュニケーションについて学びましょう。

12: 20 ~ 12: 50 質疑応答(午前の部)
田村 恵子
12: 50 ~ 13: 50 昼食(当社にてお弁当をご用意いたします)
13: 50 ~ 14: 50 3.症状緩和のコツ
~エビデンスと経験に裏付けされた実践~
森田 達也

●鎮痛補助薬
●アセトアミノフェン
●呼吸困難
●制吐剤
●倦怠感とステロイド
●輸液と死前喘鳴
●消化管閉塞
●せん妄
●ノセボ効果

 身体症状の緩和ケアについての一般的なマニュアルは多くあります。一方、最近ではこれまで効果があるとされていた治療であっても実は効果がないとする質の高いエビデンスも見られるようになりました。
 この時間は、正しいエビデンスを知って実践に反映する具体的な方策を紹介します。

15: 10 ~ 16: 10 4.難しいときのケア「家族へのケア」を中心に
森田 達也

●看取りの時の家族へのケア
●せん妄の時の家族へのケア
●患者が食べられない時の家族へのケア
●セデーションの時のケア
●「あきらめきれない」家族へのケア
●精神的ケアの本質的なところ

  終末期せん妄のケア、看取りのケア、鎮静(セデーション)時のケア、食事がとれなくなったときにご家族から「点滴してほしい」と言われたら… 看護師は何に注目してどのようにケアすることを望まれているのでしょうか。
 遺族を対象とした調査をもとに、導き出された看護師にとっての指針を紹介します。

16: 10 ~ 16: 30 質疑応答(午後の部)
森田 達也