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新米栄養士ペコとナナコのもっと発見!世界のおもしろ食べものことわざ

2016年12月05日
二月ひと月は小糠三合で暮らす(日本)

ナナコ
街ではまた、セールの始まるころですね!
冬も、大好きな季節です。


看護師
年末の売り尽くしセールなどもあるものね。
ところでナナコさんは、また服を買いに行くの?


ペコ
そういえば、ついこの間も
「衣替えをしていらない服を処分したから、新しい服を買った」と話していなかった?


ナナコ
それはそうですが……。
欲しい服やくつが、たくさんあるのです。


看護師
2人は、「二月ひと月は小糠三合で暮らす」ということわざを知っているかしら?

ペコ
小糠とは、精米するときにできる外皮などの粉末のことですよね。
つまり、質素な生活をするという意味でしょうか。


ナナコ
二月は、短い期間のことを示していると思いますが。

看護師
2人の答えを合わせると、ほぼ正解ね。
「小糠三合」はわずかな金銭のたとえです。
二月は短いので、わずかな生活費で暮らせることをあらわしているの。
これは、暮れから正月にかけて出費がかさみ、財布のひもをひきしめる必要もあるからね。


ナナコ
つまり、二月に節約をがんばればよいので、今はほしいものを買うべきということですね!

ペコ
……ナナコはとてもプラス思考よね。

豆知識

二月は逃(に)げる?

一月は「いく」、二月は「にげる」、三月は「さる」、というように、年が明けるとあっという間に月日が流れていきます。
そんな二月が登場することわざに「二月は逃げて走る」「二月ひと月は小糠三合で暮らす」などがあります。

前者は、二月はまるで走って逃げるかのごとく早く過ぎ去るように感じることを、
後者は、二月は短いのでわずかな生活費で暮らせることをあらわしています。
ナナコのように、年末のセールでたくさん買いものをしてしまう人や、忘年会や新年会で飲みに行く機会の増えた人など
出費がかさみ悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんな日が続く場合は、財布のひもをひきしめる必要がありそうですね。

12ヵ月あるうちで、もっとも日数の少ない二月。
毎日寒くて気分がふさぎ込んでしまいがちですが、しっかりと栄養・休息をとって元気に過ごし、春を迎えたいものです。



●参考文献
1)西谷裕子.たべものことわざ辞典.東京.東京堂出版.2005.352p.