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メディカ社員の本棚

2017年12月25日

『このあとどうしちゃおう』

『このあとどうしちゃおう』
ヨシタケシンスケ
(ブロンズ新社)
ISBN:978-4-89-309617-3


 多死時代を迎える日本。エンディングノート、終活といったテーマの本を、
ちょっと前からよく見かけます。
今回、ご紹介するヨシタケ シンスケさんは、ユーモアにあふれた作品が魅力の作家さん。

絵本としては5作目で、どんなテーマかと楽しみに開いてみると、
冒頭いきなり「こないだ おじいちゃんが しんじゃった」ときました。
主人公の孫が死んだおじいちゃんの部屋で見つけた「このあと どうしちゃおう」と
書かれたノートには、おじいちゃんが自分が死んだ後、どうなりたいか、どうしてほしいか、
例えば天国に飽きたら生まれ変わりセンターへ行くとか、こんなお墓を作ってほしいといった
奇抜なアイデアや、楽しい死後の世界に対する妄想がたくさん書かれていました。

死ぬのが楽しみだったのではと思えるような内容なのですが、孫はもしかすると、おじいちゃんは本当は怖くて寂しかったからノートを書いたのかもしれないと考えます。
読み手としては少しドキッとさせられました。
お話の最後、孫は自分のためにもノートを買いにいき、何を書こうかと考えているうちに
最終的にある考えに思い至ります……当たり前すぎて忘れてしまいがち、
でも、今の時代だからこそ大事なメッセージだと思いました。

うちの子どもたちは怖がるかなと心配しましたが、意外にも真剣に、
そして楽しみながら、何度も読んでほしがるオススメの1冊です。

メディカ出版 二畠




※次回は2018年1月15日(月)更新予定です。