脳神経外科速報のお知らせ

2016年11月01日

「脳神経外科速報」26巻11号を発刊いたしました!

「脳神経外科速報」26巻11号(2016年)

【私の手術論】
◆JSNET 理事長に聞く 脳血管内治療医という仕事
獨協医科大学越谷病院 兵頭明夫(聞き手:兵庫医科大学 吉村紳一)

―今月号のポイント―
脳神経外科医,脳血管内治療医に限ったことではありませんが,
「楽しんで仕事ができるようになれ.そして,その道のプロになれ」
とみんなに言っています.
何事にも興味を持っていろいろなことをやる.
例えば,「開頭術ばかりやらされている」と思うのではなく,
「いかに開頭をうまくできるようになるか」と考えてみる.
自分が今やっていることがおもしろくなるような発想の転換が必要では
ないでしょうか.つまらない仕事もあるかもしれないけれども,
どんな仕事の中でも,少しはおもしろいことがあるはずなんですよ.(兵頭明夫)

【基本をマスター 脳神経外科手術のスタンダード】
◆脳動静脈奇形(AVM)の手術
久留米大学 森岡基浩

―今月号のポイント―
①AVMの手術に定型はない.症例ごとの術前の十分な構造把握と戦略構築が勝負.
②AVMの周辺剥離時には,異常血管を慌てて処理しない.
③摘出後術中アンジオは必須.詳細な観察と十分な止血を.

【慢性硬膜下血腫の治療・手術 私の工夫】
◆慢性硬膜下血腫と鑑別を要する疾患
新潟大学脳研究所 渡邉 潤 他

―今月号のポイント―
①慢性硬膜下血腫と鑑別が必要な疾患として感染症,腫瘤性(肉芽腫性)・腫瘍性疾患,硬膜下水腫などが挙げられる.
②単純CTのみでは鑑別困難なことが多い.病歴,身体所見,血液検査を十分検討し,必要であればMRI,全身検索も追加し,他の疾患と鑑別する.

ほか