呼吸器領域のお知らせ

2013年07月30日

【関連情報】人工呼吸器関連肺炎(VAP)の新しい判定基準

先日の日本呼吸療法医学会学術総会でも報告が設けられましたが、人工呼吸器関連肺炎(ventilator-associated pneumonia;VAP)に関して、新しく人工呼吸器関連事象[イベント](ventilator-associated event;VAE)という枠組みを用いた定義が提唱されています。

これは米国CDC/NHSNによる判定基準で、FIO2とPEEPの値によって人工呼吸器関連状態(VAC)を判定し、その上で体温、白血球数、抗菌薬使用によってIVAC(感染に関連した人工呼吸器関連合併症)、さらに条件によってPossible VAP(人工呼吸器関連肺炎可能性例)またはProbable VAP(人工呼吸器関連肺炎推定例)とみなすというものです。これらのサーベイランス定義と判定基準を掲載した「CDC/NHSN Surveillance Definition of Healthcare-Associated Infection and Criteria for Specific Types of Infections in the Acute Care Setting」を翻訳した、「急性期医療環境における,CDC/NHSNの医療関連感染に対するサーベイランス定義と,感染の特異的種類に多うする判定基準」を「INFECTION CONTROL」誌のガイドライン関連コーナーで公開しています。

VAP予防に携わる呼吸ケアスタッフの方も、ぜひご覧ください。