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メディカ社員の本棚

2017年07月10日

『おばけのバーバパパ』

『おばけのバーバパパ』
アネット・チゾン(著), タラス・テイラー(著), やましたはるお(翻訳)
(偕成社)
ISBN:978-4032021301


私の息子が言葉を話せるようになったのは、
ちょうど1歳を過ぎたころでした。
私自身、1歳のときには流暢に話していたため、
「うちの子は言葉が出るのが遅いなあ」と心配していました。
そのため、息子の初めて話す言葉は「ママ」だろうか、
それとも「まんま」だろうかと、ずっと心待ちにしていました。

そしてある日のこと、息子は楽しそうに
「バーバパパ」と大きな声で言いました。
その言葉に「えっ?」と絶句する私と夫。
まさかのバーバパパ……。
「ママ」でも「パパ」でもなかったことにショックを受けつつも、
息子の要求どおり、お気に入りの
『おばけのバーバパパ』を読んでやりました。
この絵本の対象年齢は、おそらく3歳以上かと思いますが、
息子は、このちっとも怖くないおばけが幼いころから大好きです。
数ある言葉から、その名を選ぶほどに……。

主人公のバーバパパには、体の形を自由自在に変えられる能力があり、
子どもと遊んだり、人を助けたりして、ストーリーは展開されます。
絵本の作者は、もともと建築設計士だそうで、
町並みや建物のイラストの構図も洗練されていて、素敵です。
ただ、異質なものを排除したがる人間の性質を突く描写も含まれており、
考えさせられる部分も多いです。
いつも、いつでも優しいバーバパパ。
その物語は、何かに少し疲れている大人の心にも響くはずです。

メディカ出版 大谷




※次回は2017年7月24日(月)更新予定です。